注文の種類と方法

注文の種類には、成行注文、指値注文、組合せ注文があります。
さらに、指値注文、組合せ注文には複数の注文方法(条件付注文と呼んだりします)があり、それぞれ注文が成立する場合の条件が異なりますので、見ていきましょう。

成行(なりゆき)注文

為替レートはいくらでもいいので、今すぐに売買をしたい時に用います。

指値(さしね)注文

■ リミット・オーダー (Limit Order)

いわゆる指値注文のことを意味し、指定した為替レートより安く買いたい、もしくは高く売りたい時に用います。

■ ストップ・オーダー (Stop Order)

逆指値注文のことを意味し、指定した為替レ―トより高く買いたい、もしくは安く売りたい時に用います。

組合せ注文

■ イフ・ダン (If Done(=IFD))

新規注文を出すと同時に、あらかじめ決済用のリミット・オーダーもしくはストップ・オーダーを出すことができます。新規注文成立後、自動的に決済注文が発注されます。

■ オー・シー・オー (One Cancels the Other(=OCO))

決済用のリミット・オーダーとストップ・オ―ダーを同時に出して一方が成立したら、もう一方を自動的にキャンセルします。

■ アイ・エフ・オー (IFD+OCO (=IFO))

新規注文を出すと同時に、あらかじめ決済用のリミット・オーダーとストップ・オーダーを同時に出すことができます。新規注文成立後、自動的にOCO注文が発注されます。

IFD(=If Done)

「新規注文(1)を出し“(1)が成立したら”決済注文(2)を出す」というコンビネーションであらかじめ注文する注文方法です。 一定の条件のもとで、発注が自動的に行われますので、便利です。

例えば・・・1ドル=110円のとき

利益確定を重視

(1)「1ドル=105円より安くなったらドルを買う」という新規の指値注文を入力します。
(2)同時に、「1ドル=110円より高くなったらそのドルを売る」という決済用の注文(この場合、“リミット・オーダー”になります)を入力し、発注します。

損失限定・リスク管理を重視

(1)「1ドル=105円より安くなったらドルを買う」という新規の指値注文を入力します。
(2)同時に、「1ドル=100円より安くなったらそのドルを売る」という決済用の注文(この場合、“ストップ・オーダー”になります)を入力し、発注します。

OCO(=One Cancels the Other)

持っているポジションに対し、「条件の異なる2つの決済注文を出し、どちらかの注文が成立したら、もう片方の注文がキャンセルされる」というコンビネーションであらかじめ注文する注文方法です。
一定の条件のもとで、発注が自動的に行われますので、便利です。

例えば・・・1ドル=105円で買っているとき

(1)「1ドル=110円より高くなったらそのドルを売る」という決済注文(この場合、“リミット・オーダー”になります)を入力します。

OR

(2)同時に「1ドル=100円より安くなったらそのドルを売る」という決済注文(この場合、“ストップ・オーダー”になります)を入力し、発注します。

(1)、(2)どちらかの決済注文が成立すると、もう片方の注文は自動的にキャンセルされます。

IFO(=If Done + One Cancels the Other)

IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。
「新規注文(1)を出し“(1)が成立したら”決済注文(2)と(3)を出す」というコンビネーションであらかじめ注文する注文方法です。
一定の条件のもとで、発注が自動的に行われますので、便利です。

例えば・・・1ドル=110円のとき

(1)「1ドル=105円より安くなったらドルを買う」という新規の指値注文を入力します。
(2)同時に、「1ドル=115円より高くなったらそのドルを売る」という決済用の注文(この場合、“リミット・オーダー”になります)を入力します。

OR

(3)合わせて、「1ドル=100円より安くなったらそのドルを売る」という決済用の注文(この場合、“ストップ・オーダー”になります)を入力し、発注します。

(2)、(3)の決済注文は、1の新規注文か成立してはじめて有効な決済注文となります。
その後、(2)、(3)どちらかの決済注文が成立すると、もう片方の注文は自動的にキャンセルされます。